ハローワークが混んでいるのに…それぞれの2021年9月1日(その2)

1日中しとしととした霧雨が降り、半袖では肌寒く感じる1日でした。
今朝、私は7時に起床し、身支度を整えバスに乗り、三鷹市のハローワークに行きました。
乗り合わせたバスには、登校する高校生がたくさん乗っていて楽しそうな会話が聞こえてきました。
明るく元気な彼女達の声は、私を穏やかな気持ちにさせてくれるのでした。

私は、昨年の12月に勤めていた会社を解雇されてしまい、現在、不当解雇を裁判所へ提訴しています。なので今は失業保険を受給しながら生活しているのです。
毎月、認定日にはハローワークに行くのですが、失業保険の受給者の多さに驚くばかりです。申請書を出して名前を呼ばれるまで座わって待つ椅子は約30席程あるのですが、椅子取りゲームのように空けばすぐに座られます。その他、立って待っている人、廊下、階段まで受給者が溢れているのです。
非常に労働環境が悪くなっているのを実感しています。それなのに物価は値上がりし、小麦・バター、来月には色んな物が値上がりし、来年には雇用保険料も値上がりします。国を支えている多くの人々がどんどん貧しくなり困難を強いられている現状でニュースやSNSでは五輪の酷いニュースが飛び交う毎日です。これらのニュースを目にする度に心がかきむしられる思いがします。

日本人はオリンピックが好きな国民性と言われていますが、オリンピックの放映権料は莫大な金額で、日本は世界で2番目に多く支払っているそうです。世界では放映権を買う事も観ることさえ出来ない国や人がたくさんいるのです。私達日本人は、五輪は平和の式典としていつの間にか洗脳されてしまったのかも知れません。

東京オリンピックでは、マスクは50枚入りで1箱のものを660箱3万3000枚、消毒液は380本、ガウン3420枚など金額換算でトータル500万円分が廃棄され、五輪スタッフのお弁当は、7月3日からの1カ月間で約13万食が廃棄されたニュースがありました。医療現場では、過酷な労働環境から退職者が続出し医療崩壊が問題視されている。そして、現状を打開するために酸素ステーション、野戦病院の設置とまるで戦時中でもあるかのようなニュースが連日報道されています。
この現状でも五輪を強行し続けている事に多くの人が疑問や苛立ちを感じていることだと思います。しかし、日本人は大人しい。声を上げる事が出来ない人が本当に多いのです。
それでも大人は頑張って、率先して声を上げる事が必要だと思うのです。朝出会った高校生達が将来安心して暮らせる生活を守る事は私達大人の責任だと強く感じる1日でした。(坂根 操)